林野庁「緑のオーナー」昨年度対象の8割売れず

30日の読売新聞の夕刊での記事である。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100830-OYT1T00651.htm

50万円で販売して、満期時に競売にかけて売れた金額をもどすというもの。

競売で入札がなければ0円である。

結果は、8割が0円で、一番高いのが28万円。一番安い入札が7万円だったとか。

森林の売買価格の標準となる立木価格は1980年が27,000円(1立方メートルあたり)で2009年は2,548円だそうだ。

それでも売れればいい。

しかし、考えてみればこの「緑のオーナー」はいわゆる投資である。

儲からない場合もあるはずである。それを知っていて、配当がないからと言って訴訟するとは。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 8:35 PM  コメント (0)

水道局と森林

毎日つかっている水道ですが、水道局の仕事の中で森林の整備をすることが重要なことであるということはあまり知られていない。

水道の水は一部を除くと川から得ている。

その川を守るために、川の源流の周りの森林を管理しています。

つまり、川の一番の元を守るために、その周りの森林を整備しているのです。

東京都では、毎年何回かの森林の作業の体験ツアーをしています。

今年は、7月に1泊2日で下草刈りを中心とした作業の体験ツアーを募集しています。

場所は山梨県甲州市でおこなう予定です。

毎年応募が多く抽選になります。

興味のある方は、東京と水道局のホームページhttp://www.waterworks.metro.tokyo.jp/ へ。

それから、お台場にある「東京都水の科学館」がリニューアルして6月1日にオープンします。

内容を見るとかなり変わったようです。

子供が小さいときに何回か遊びに行きました。お供も結構田閉めます。

場所が、お台場ですが少しにぎやかなところから離れているのとわかりにくい場所にあるのであまり人も行かないのかもしれません。

国際展示場前から歩くのが一番近いかもしれません。

でも、けっこうたのしめますよ。

今回は、森林と水のかかわりをかなり忠実に再現したフロアーがあるとか。

カテゴリー: NPO, エコ, 森林 — tinagaki 7:24 AM  コメント (0)

切り株の年輪で方角がわかるか

答えは、ノーらしい。

木が斜面に生えているときに、木はまっすぐに伸びようとします。そうすると、生え際のところで天に向くように曲がります。

針葉樹は、木が谷側に傾かないように谷側がより盛んに成長します。つまり、谷側の目が広く山側の目が詰まって育ちます。

また広葉樹は、針葉樹とは逆に山側を引っ張るように伸び、針葉樹とは逆の目になります。

つまり、地形が関係するが太陽の向きとは関係ないのです。

それでは、なぜ年輪ができるかというと、春期には幹の成長が盛んで、夏期にはゆっくりになるためです。

色の濃い部分は細胞壁が密に、色の薄い部分は細胞壁が疎になっています。

熱帯の樹木にはないことがあるようです。でも、乾季と雨季があれば乾季には成長が休止するために年輪ができることがあるようです。

それから、年輪を調べることで過去の気温の変化を知ることができるようです。これにより、現在の地球が温暖化に向かっているではないかと推測する人も多いようです。

また、珊瑚や魚のうろこなど樹木以外にも年輪模様ができることがあります。季節などによってその成長が変化するためだといわれています。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 10:48 AM  コメント (0)

森林の作業 資格

林業に関係する資格です。
すべてが必要だということではなく、なくても扱えるものもあります。
このページ(http://www.nw-mori.or.jp/faq/index.html)を参考にしてます。

・林業架線作業主任者
伐採した丸太を山からふもとに降ろすときに必要な資格です。

ウキペデア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E6%A5%AD%E6%9E%B6%E7%B7%9A%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E8%80%85)によれば、労働安全衛生法に定める森林で栽培した原木を、木材加工場まで運び出す際に使用する機械集材装置や運材用空中ケーブルなどの設備の組立て・解体・変更・修理および運転などに携わるため、事業者は林業架線作業主任者を選任することとしている。

・伐木作業者、チェーンソー作業者
立木をチェーンソーで切り倒すときの資格です。
各講習機関で講習を受けると取得できます。ほとんどの教習所では伐木作業者とチェーンソー作業者は一緒に取得できるようになっています。

・フォークリフト運転士
木材市場で丸太を運ぶ時などに必要となることがある。
フォークリフト運転技能講習をうけるか、フォークリフト運転特別教育を修了すると取得できる。

・木材加工用機械作業主任者
丸太を製材して材木にするときに、機械を使用した木材加工作業を指揮する責任者です。
講習と終了考査で取得できます。

・土止め支保工と地山の掘削作業主任者
掘削面の高さが2m 以上となる地山の掘削の作業指揮、及び、土止め支保工の切りばり又は腹おこしの取り付け・取り外しの作業指揮です。

・玉掛作業主任者
クレーンで荷物を吊り上げるときに、荷物が落ちないようにバランスを考えて吊り上げる作業を玉掛けといいます。吊り上げ荷重1トン以上のクレーンの玉掛け作業は、この資格が必要です。国家資格です。

・はい作業主任者
倉庫、上屋、土場において荷の高さが2メートル以上の荷の積上げや移動を安全に行うための責任者です。講習と終了考査で取得できます。

車両系建設機械
大型特殊免許を取得しても、公道の運転免許で、建設機械としての作業や搬送用車両への積載などはできません。実際に建機として作業するためには労働安全衛生法に定められた作業免許という資格が別に必要です。これらの資格をまとめて車両系建設機械といいます。車両系建設機械を操作するための資格は、クレーンのように国家試験をパスして取得する免許と、特別教育や技能講習を受講して得る修了証がある。

・小型移動式クレーン
吊り上げ荷重5トン未満の移動式クレーンを操作・運転することができる資格です。山土場から丸太をトラックに積んで市場に運ぶときに有効な資格です。

・森林インストラクター
森林を利用する一般の人に、森林の案内や森林内での野外活動などをおしえます。

・森林管理士資格制度
1997年に定められた京都議定書による「森林管理」を実行するための専門的知識・技能を身に付けた森林管理の専門家で、NPO法人日本樹木育成研究会が発足させました。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 10:21 AM  コメント (0)

森林の仕事 その他

森林の仕事で木に直接はかかわらないが、必要となる仕事がまだいろいろあります。その中には、気候や地域によっての特殊性もあります。

その主なものをかんがえてみます。

森林保護の活動として、熊や鹿や猪などの被害を防ぐために柵をくつったりします。また、被害にあった木の処理をします。

風や大雨などで倒れてしまった木の処理を行います。

場合によっては、鳥のために巣箱を設置することを行います。巣箱を設置した場合は、その巣箱の定期的な清掃をおこないます。

作業を行うための歩道を整備する必要があります。舗装をする必要はありませんが、ふもとまでは車でいけるようにするのが普通です。部分的には、歩道の整備が必要となります。

山林は、場合によっては災害を防ぐための処置が必要になることがあります。予防治山とよばれるものです。

風や集中豪雨により山が崩れてしまったところの修復や、土砂が異常に堆積していて災害の危険がある渓流にの修復などです。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 9:07 AM  コメント (0)

森林の仕事 集材と運材

集材は、切った木を一定の場所まで集める作業です。

集材には、その方法でいくつかのパターンがあります。

普通集材:幹を切断して丸太にした木材を集める。
全幹集材:枝を切り落として神酒だけにした木材を集める。
全木集材:枝をつけたままの伐倒木をあつめる。

切り出した後には、玉切りを行います。玉切りとは、木を伐採して枝払いがすんだ後に、樹幹の大小、曲がり、節、腐れなどを見極めて、用途に応じて定められた長さに切断して丸太にすることをいいます。

玉切りを行うときは、斜面の低いほうで行うほうが楽なのですが、低いほうできっていると、きり終わった後に木材が下に落ちてきて自分にあたり怪我をすることがあります。きったらどうなるか見極めることが必要です。

また、決められた長さに切りそろえることを定尺といいます。

運材は、集材作業で集めた木材を、運び出す作業です。

集材するには、集めるだけの広さの場所を山林に作る必要があります。通常は、山林のふもと付近に平らな場所を作成します。

また、運材するには、運び出すための道を整備する必要があります。

集材の場所を確保するために重機が必要なばあいにも、そこまでの道を整備する必要があります。

切り出す前の整備や、切り出した後の運搬にも費用がかなりかかります。

牧西の価格が安くなっている現在では、集材や運材にコストがかかりすぎて臨海へ搬出できない例がかなりあります。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 8:35 AM  コメント (0)

森林の仕事 主伐

木を収穫のために切ることです。通常は、一定の区域にある樹木をすべて伐採します。

スギやヒノキは、植付から50年ぐらいで主伐しますが、最近は60年だったり100年にしたりします。これは、主伐しても、採算が合わないためです。

主伐には、一度に全面積を伐採する「皆伐」と、何度かに分けて切る「択伐」とがあります。

皆伐は、伐採のための経費が少なくてすみます。収入をより多くするためには合理的な方法ですが、周囲の環境に与える影響が大きいことから、伐採の面積を小さくして環境への負荷を軽減することを考えています。

主伐のときの本数は、木によっても異なりますが、1haあたり300から600本ぐらいです。

伐倒、木を切り倒すことですが、まず倒す方向に人がいないか確認します。

きるときは、倒す方向にまず切込みを入れます。これを「受け口」といいます。

そして、反対側に切込みを入れます。これを「追い口」といいます。

受け口は、まずほぼ木に直角に(斜面の場合は、地面に平行にしない)に、直径の1/4から1/3の深さできりこみをいれます。

そして、切り込みの上のほうからだいたい30から45度の角度になるように切込みを入れます。

そのあと、反対側から木に直角に追い口となる切込みを入れます。これは、さきほどの受け口の切り込みで水平に入れた切込みから斜めに入れた切込みの2/3にあたる位置に入れます。

受け口が浅いと、追い口の切込みを入れている途中できがさけて、木の根元から裂けた根元が跳ね上がり怪我をします。

木を切るときは、倒す方向に注意するのですが、山側つまり山の高いほうから低い方向に木を見ると実際よりも低く感じます。倒すときは、十分に注意しましょう。

また、木が密に植えられているときは、たおしたときに周りの木の枝にひっかかりきっただけでは倒れないときがあります。このように木に引っかかることを「懸かり木」といいますが、このようなときは倒したい方向に手で補正して誘導しながらた倒すのですが、経験がかなり必要となります。

また、作業では旱魃と同じくノコギリやナタやオノやロープやチェンソーを使います。チエンソーですが、使うにはかなりの訓練が必要です。

山林労働者の高齢化もあり、伐採の作業だけでなく重機に頼らざるを得ない状況です。そのために、重機が通る幅で周囲を切り倒すことも必要となり、そのための費用がかなりかかります。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 8:00 AM  コメント (0)

森林の作業 枝打ち

不要な枝を切り落とす作業です。

目的は、節の少ない木材を作るため。幹を完満にするため。林内に光が入るようにするためなどがあります。

完満とは、幹の先と根本で太さを余りさのない状態にすることです。

枝打ちには、枯れた枝を切る「枯枝打ち」と、成長を抑制するための「生枝打ち」があります。

第一回目の枝打ちは、植林地の林冠が閉鎖して下枝が枯れ始めるころに行います。

また、まだ一度も枝打をしたことがなく、根元からごっそり枝が付いている木の、目の高さくらいから下の枝を打つことを「根払い」と呼んでいます。

枝打ちの回数は、生産する木材の目的によって一回から数回と異なります。

手の届く高さの範囲の下枝を、生枝も枯枝もナタやノコギリで切り落とします。

手の届かない部分は、ハシゴなどを使います。また、ナタやノコギリのほかにオノや剪定ハサミなどをつかいます。

枝を切るときは、皮がさけないように枝のした側から切ります。

枝打ちをする位置、つまり枝のどの部分できるかを見極めるのは大変難しいものです。

枝を残さないように切るのですが、幹深く切ると幹まで傷つけてそこから病原菌が入ることがあります。

枝を残してしまうと、大きな節ができてしまい、枝打ちの意味がありません。

費用は、1haあたりだいたい50万円ぐらいです。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 8:04 AM  コメント (0)

森林の作業 つる切り

植裁木の成長を妨げるツル植物を根本から切り、巻き付いたツルを幹から取り除きます。

つる切りは、だいたい下刈りと一緒に行います。

しかし、下刈りが必要がなくなってもつる切りは必要です。

つる切りのポイントは、つるの根本近くを切ります。

また、クズは地面すれすれで切って、切り口に筆などで灯油をしみこませると枯らすことができます。

おもな道具は、ナタやカマです。

費用は、1haあたり6万円ぐらいです。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 7:57 AM  コメント (0)

森林の作業 除伐

下刈りの作業が必要がないほどに植裁木がせいちょうしたときに、植栽木の成長を妨げる自生木を除去します。

また、植裁木のなかで曲がったり傷ついたものや成長が思わしくなものも除去します。

第一回目の除伐は、だいたい植裁木の成長をみながら3から5年たったときに行います。

使用する道具は、ナタやノコギリやカマです。

この作業は、6から8月に行います。

費用は、1haあたりだいたい16万円ぐらいです。

カテゴリー: エコ, 森林 — tinagaki 7:55 AM  コメント (0)